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【コーヒーグッズ】安らぎのひとときのために
かれこれ20年ぐらいになるだろうか、コーヒーというただ苦いだけの飲み物にハマったのは。おとなになって舌が刺激を求めるようになってバグった結果、という話もあるぐらい理解できない苦い飲み物。苦い=体が求めていない。ので本当に人体には全く必要ないが、人生にひとときの安らぎを与えてくれるコーヒー。完全に余暇の代物であるがゆえに依存したら結構凝り出してしまうのが人のサガ。でも、面倒なことは嫌いなのでほどほどにその余暇を満喫できる程度のコーヒーグッズをご紹介します。
・余暇の代物手をかける必要はない
コーヒー人生を始める時にインスタントコーヒーから入る人は多いだろう。そして思う訳です、あれ?コンビニのコーヒーの方がうまくない?
そんでもってコンビニのコーヒーが豆からできることに気づく。そしてコーヒー沼に足を踏み入れていく。
でも、そのコーヒー沼ののめり込み方って実は人それぞれだと思っている。あちきの沼は実に浅く、そして狭い。毎回買うコーヒーの銘柄は決まっているし、それもブレンド。日本のメーカーが日本人に合うように調合してくれているコーヒーこそ至高という、謎の自信を持って考えたり試行錯誤することを拒否しています。
ちなみにこのブログを書いている時点でもコーヒーを飲みながら書いていますが、今日のコーヒーはクソまずい。10段階評価で2程度だろう。
それは入れ方が悪いのでは? とか色々と考えたこともあったけど、全く同じ入れ方をしても日によってうまさを感じる時と感じない時がある。それに気づいた時にあちきの沼はこの浅くて狭い空間に限定された。
多分、色々ときわめていけばその振れ幅を狭く、常に一定の味に近づけることは可能なのだろうが、振り幅を狭くてきてもなくすことはできないだろう。
今日の睡眠時間、前日食べたもの、今日の体調が非常に深く関わっているような気がしている。多分それが振り幅の原因になっているのだと思う。
すなわち考えても割に合わない。それがアチキの出した結論。
余暇の代物に時間をかけてもさして得することはない。その時の気分で行動すれば良い。
・粉を買う理由はあまりない
その中でも鉄則というか、なんというか、スーパーとかでコーヒーを買おうとするとインスタントか粉しか売っていない場合もある。それぐらい結構粉は売れているらしい。
気持ちはわかる。
もしまだコーヒー沼に入っていない人は思うだろう。豆を挽くのは手間がかかるだけ、と。
上記でも余暇の代物で時間をかけるな、といった。だから豆を挽く手間を惜しんで何が悪い。
そう考えて当然である。
でも、余暇の代物であってもまずいものを口に入れることに快感を覚える人間はいないだろう。そして美味しいコーヒーを常に作るのは難しいが、確実に不味くなる方法は存在する。それが、酸化したコーヒーである。
コーヒーというのは焙煎後から劣化が始まり、置けば置くほど酸化して不味くなる。なぜ豆の状態で売っているか? というと豆の状態だと酸化しにくい、ということだ。
でも粉だったらこれがすごい勢いで酸化していく。もし、何かコーヒーを出す仕事をしていて開封後1日程度でそのコーヒーを使い切るような場合でない限いコーヒーの酸化を止める術はないだろう。
よく専門の珈琲店などで密封できる容器を売っているが残念ながら、底に残った粉で入れたコーヒーほど不味いものはない。むしろ1/3ほどになったら粉は捨てた方が良い、そう思うほど粉の酸化は早く防ぎ用がないということだけ覚えておいてほしい。
ゆえにコーヒーミルは必須といって良いかもしれない。
・全自動という魔物
次にたどり着くのがもしかしたら全自動のコーヒーメーカーかもしれない。アチキはそうだった。
ミルは面倒臭い。でもコンビニ以上のコーヒーを常に飲みたい。
家で全自動機を買えば良い。
んで、選ぶのが安くて楽そうなこれ。
あちきは買いました。3ヶ月で捨てました。
インスタントコーヒー以外で問題になるのが入れ終えた粉問題です。
コーヒーを入れたらこの粉を必ず処分しなければならない。このコーヒーメーカーはその粉が金属製のフィルターにへばり付いてしまうのです。では、それをそのまま流しに流して良いのか? ええ、後で水道業者を呼ぶことになり、1万円以上の高額請求を食らうことになるでしょう。
じゃあ、流水をネットで受けたら、って毎日ネットを変えることになりますね。超面倒くさいです。
あちきの知る限り最適解は紙のコーヒーフィルタを使ってそのフィルタごと捨てることです。
それがこの全自動コーヒーメーカーができないのです。挽いた豆をそのまま鉄のフィルタで使用するので、結果として面倒臭いことになるという訳です。
んで、次に考えるのがポーションかもしれません。これではインスタントコーヒーと同じでは? と考えるかもしれませんが、実はこれがなかなかの上物で、インスタントコーヒーでありながらなかなかの上物を、それこそ豆で引くよりも振れ幅がすくなく仕上げてくれます。
うまくなくても別にそこそこのものを簡単に提供してくれたら良い、という人にはぜひおすすめのもの? です。
でもちょっとお分かりいただけると思いますが、本体が異常なほどお安いです。このレベルの代物をこのお値段で買うことはできません。ゆえに気づくと思います。インクジェットプリンターと一緒でインク商売、すなわちポーション商売という訳です。
本体を安くしてポーションにその分のお値段を乗っけるというもの。
結果を考えていただけたらわかると思います。継続して使えば使うほど高くつくという結果になる訳です。
それこそコーヒー沼な人は毎日コーヒーを飲みます。そうすればそうするほど結果損をしてしまう訳ですから、ちょっとアチキとしてはおすすめしにくい商品です。もし事業を起こしていて、お客様対応のコーヒーとしては出す分には最適解かもしれません。そこそこのクオリティのものを社員の手間をかけさせずに仕上げることができる訳ですから。
んで次に行き着くところまで全自動を極めた人が行き着く、「デロンギ」です。
これは粉廃棄問題もクリアしていて、固めて出してくれるし、カフェラテも仕上げてくれるし、プレミアムモデルだともう文句のつけようもありません。
ちなみにアチキは持っていないし使ったこともありません。ゆえにレビューできません。人伝に聞いたところによると音はうるさいようです。あと見てわかる通りクソ高い!むしろ全自動コーヒーメーカー沼というものがあると考えた方がよいと思います。
・今後もおそらくはこのまま
手間、お値段、味を総合的に評価したら、電動ミルで豆を挽きながら、紙フィルタでちまちま作り続けるのが一番良い。と今の所評価しています。
でも生活に余裕ができたらぜひ一度「デロンギ」さんには挑戦したと考えております。
本当にあくまでも余暇の趣味。結局週に一度はコンビニのコーヒーを飲んでいる生活です。コンビニにコーヒーが来る前はずっと缶コーヒーを飲んでいました。そんな人間のコーヒー語り。豆の種類などはモカとキリマンジャロしかしりません。
それでも本当に生きていく上で何の問題もありませんし、今日みたいにできたコーヒーが不味くても問題なく人生は進んでいくのです。
それでもほんのひととき、ほっとした安らぎと、活力を与えてくれるコーヒーは一生付き合い続ける価値のある趣味。
仕事が煮詰まった時に、タバコではなくコーヒーというだけで現代社会は生きていけます。タバコに手を出す前にコーヒーを試してみましょう!