【バイク用ドラレコVSYSTO】 前後ドラレコバイク用を購入した。(設置未)
バイク用ドラレコの必要性はみな理解している、というか何人かの愚か者が起こしてくれた事件による痛ましい犠牲があったことで一気に理解が進んだ。俺もその口で実際購入するという気になったのは残念な事件があったことに心が揺さぶられたからだ。そして、バイクに乗っているものが一番ダメージを食らう、という現実があり、それによりバイク使用者が口がきけなくなる危険性が高いという事実。そんなときに誰よりも客観的に事件の説明をしてくれる。つけていない人が多いけど、つけなければ! いや、むしろ義務化すべきでは? とすら感じる。ということで購入して設置しようとしたのでご紹介!
- バイク用ドラレコの必要性、値段について
- 性能について
- 取り付けについて
- ハイエンドのモデル購入の理由
- 俺はどうするか?
- その他の購入品
俺の基本スペック
PCX125
ドノーマル
改造はほとんどしてない
バイク用ドラレコの必要性、値段について
リード文にも書いたけれど必要性は認知されつつある。それなりに用心深い人は購入しているようだが、残念ながら10台に1台購入しているかどうかだ。俺は実際取り付けているバイクを見たことはない。実際のところはあまり目立たないので見逃しているだけかもしれないけど、実装数はかなり少ないと思う。
俺に至っても必要だと感じてから購入するまで1年以上かかった。理由は三つ、値段と性能、そして取り付けだ。
アマゾンとかで調べたらわかるけど、安いドラレコが結構ある。5000円~という感じで別にそこまで気合を入れなければならないほどのものではない。なので、今となっては値段の問題というのはそこまで無いように思える。
次章で書くが俺はハイエンドのやつを購入した。
性能について
性能の問題、実はこれが大きい。実はこれはドラレコが悪いのではなく、バイクという乗り物自体にも問題がある。簡単に言えば振動だ。
もうこれはどうしようもないほど、4輪と2輪では差がある。メーカーが本気になって振動を抑えようとすればほとんど振動のないバイクを作ることも可能なのだろうけど、たぶんそんなバイクはほとんど売れないだろう。
こんなこと言ってはなんだけど、バイクに乗るような人間は基本ドMだと俺は思っている。何一つとして良いところがない、と言ってもいい。暑い、熱い、寒い、しんどい、危険、つらい、疲れるなどなどあげつらったらキリがないほど出てくる。
なぜ乗るか? そう問われたら俺はドMだから、としか俺は思いつかない(ちなみに俺は違う。快適な方が良い)。そんなドMバイク乗りが心揺さぶられるものに振動もあるわけだ。要はベンツのような周りの景色が横滑りするようなバイクが開発されてもバイク乗りはそんな光景は望んでおらず、地面をダイレクトに感じられないと乗った気がしないという特殊性癖の持ち主が多い。すなわち売れない。作らないというデフレスパイラルなわけだ。
そんなバイクの振動をカメラが受けてしまうと、まあ、結果はお察しの通りになる。
しかし、昨今の技術の進歩により振動を受けても画像が乱れないカメラが開発されて、ほんの1年前ぐらいにはとても見れないような画像しか録画できなかったカメラが、手振れ補正機能によって超絶改善されてきた。
取り付けについて
実はこれが大きい。基本バイクはむき出しのエンジンからその他の器具全てと言っていいほど手の届く範囲にある。そして、アナログであり、電気を使うところはイグニッションぐらいだ。
そんなライダーたちが言うセリフと言えば、メンテナンス、改造は自分でやるもの。という、固定概念があり、自分でやらない、できない奴を見下す傾向にある。
俺は違う、面倒だから。プロに任せる。
でも、こういうライダーたちが多い事は事実であり、ただでさえ減っているバイク人口である。自分で改造するのを至上とする連中が幅を利かせていれば、やはりバイク屋の仕事は減るわけだ。ということは、バイク屋は儲からない、ということにもなる。まさに風が吹けば桶屋が儲かる的な話かもしれないが、ドラレコをバイク屋で取り付けてもらう、という工賃が必然的に高くなってしまうのだ。
実際オートバックスとかで頼めば5千円程度で済む工賃も、バイク屋で頼めば2万円近くになる。さすがに5千円のドラレコをつけるのに2万円かけるのはバカバカしく感じる。
じゃあ、自分でやれるのか? といえば不可能ではない、が2,3時間調べて嫌になった。
何が特に問題だったかと言えば、電気部分だ。カメラの取り付けや本体をどこに設置するか、とかはどうとでもなりそうだったが、電気工作を行うのは拒絶反応がでた。配線をいじるのに専用の工具がいるし、何かあったら自己責任。
電気についてただでさえ詳しくないのに、命を預ける器具に「自己責任」で電気系統をいじれ! なんて死にに行くようなものではないか! と感じた。
これは実際なかなかハードルが高いと思う。
ハイエンドのモデル購入の理由
上記の理由により、バイクのドラレコ普及率が低い。そして、俺もためらっていた、実際何度か調べてyoutubeなどで画像が上がっているので拝見したところ、これではちょっとダメだ、と感じるほどひどいものが多かった、振動で画面が歪みまくっていた。さらにLED信号になると色が認識できない製品も多く、正直これを設置するぐらいならいらない、といいうレベルだった。
でも、最近はウェアラブルカメラの普及により一気にカメラの性能が進歩して、手振れ補正機能も一気に改善した。
俺の購入した「VSYSTO ドライブレコーダー」がどの程度の画質かは実際のところあまり知らないが、それより安い製品の画像がYouTubeに上がっており、見てみたところ、
問題点が著しく改善されていた。
そのYouTubeに上がっていたドラレコを買えばいいのかもしれないが、せっかくだから、というわけのわからない理由で一番お高いのをぽちったわけだ。
実際のところ高いのを購入することに抵抗がなかった、といえば嘘になる。理由の一つに安定のC国製というところが大きい。とかく評判がよろしくない。
じゃあ、国産のモノがあるのかと言えば、前後ドラレコは驚くほど少なく、前後ドラレコ以外もほとんどない状態。さらに前後ドラレコに至っては現在(2020年4月)では欠品中だった。メーカーのやる気のなさがゴリゴリに伝わってくる。
一か八かで購入するには痛いレベルの出費だったが、全く信用できないレビューを信頼して購入することにした。
理由は単純。命を預けるものをケチるなんてできなかった。
俺はどうするか?
上記の問題により、バイク屋にて、取り付けを行うべきか否か? 迷ったが、俺は出した結論は、「電気系統のみバイク屋でお願いしよう」ということになった。
さすがにドラレコ+2万円以上はつらい。
やり方は簡単、俺の買ったドラレコは試運転用にUSBによる給電が可能だった。それを利用すればよい、ということになった。USBの工賃は物込みで3千円程度。これを利用しない手はない。
ハンドル近くまでUSBを持ってきてもらい、後の前後カメラの取り付けなどは自分で行うというもの。
これで全て解決! というわけではなかった。これのやり方には一つだけ問題がある。
GPSの問題である。GPSの配電がこの製品ではUSB給電方式で行うと使えなかった。理由は長くなるので削除。
とりあえずGPSが使えない。
でも、要る? GPS。自分の速度を正確に記録してくれるという意味では非常に役立つが、実際のところ動画からでも速度は割り出せるし、そうしなければならないほど揉めているのなら、そうやって割り出す。
場所の記録ってのもの必要度は感じない。スマホで十分。
ということでUSB給電方式にするのにためらいはなくなった。
その他の購入品
自分で取り付けるとなると、いろいろと必要になった。俺のPCXはスクーター故とにかくカウルに囲まれている。カウル外しは必須と言えた、が、俺はカウルを外すことが嫌いだった。
あの、バキ! っと無理やり感のある外し方でコツをつかんでないと壊れることもあるとかいうカウル外しを、外しやすくなるという工具を買ってまでやるメリットを全く感じなかった。
なのでカウル外しを行わないという前提で取り付けられるか散々検討した結果、以下の用品を買い足すことになった。
配線取り付け
USBライト
ラチェット
ビニールテープ
メモリーカード(256GB)
メモリーカード、USBライトを除くと全て100均で売っていた。USBライトも100均で売っているが、今後も使用するだろうと見込んでそれなりに良いヤツを別途購入した。
カウルを外せばUSBライトも必要なかったのだが、カウルを外すぐらいなら3000円程度の出費、安いものである。
メモリーカードは必須で256GBである必要はなかったが、海外製品のやつだと安くてすんだ。
やすり
これを書いているときはまだ設置していない。動画での撮影も考慮したということもあったが、実は注文してから製品が届くまで1か月近くかかった。
最近のコロナショックのせいでフィリピンで2週間以上滞在していたらしい。
設置に約2,3時間かかるのでできれば休みの時に設置したいし、ガレージがないので天気の良いときに行いたい、この2点を満たす日がなかなか訪れない昨今。早くやりたいが、なかなかできていない。
ちょいとめんどいのもある
まあ、設置したらまた動画を含めてご紹介いたします!