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任意売却取扱主任者とはどういう資格か? 実際に受験したぞ!

任意売却取扱主任者とはどういう資格か? 実際に受験したぞ!

 

任意売却取扱主任者試験を2月に受験した。結果発表は合格。資格を樹立してからまだ7年目という手探り感溢れた試験内容だった。通常、司法書士や宅建など暦年の人間たちがコネにコネまくった試験と違い、いろいろと不備が目立った。が、まあ、いちおう生暖かい目でこの資格の行く末を見守りたいと思う。今のところ全く価値のない資格だが、とりあえず行けるところまで行ってみようと思う。

 

概要

名称:任意売却取扱主任者

試験日時:年1回2月中旬?13時~15時(1時間後退出可能)

受験者数:800人程度かと

合格者:314名

合格率:40%程度かと

受験料:16500円(税込み)


 

どんな人に向いているか

受験資格として基本誰でも受けられる(一部欠格要件あり)。昔は宅建やFPなどの基礎資格が必要だったみたいだが、それは現在撤廃されている

あくまで認定資格、もちろん法による保護などなく箔をつけるためのモノであることは否めない。不動産業者に勤めていて、任意売却という超絶マニアックな行事に立ち会うという職種についている人がドヤれるだけである。(今のところ)任意売却とは、というのは別記事にて書こうと思う。ちなみに試験合格だけでは資格としては認めてもらえず、合格後超高額の講習を受講しなければいけない。ここは競売不動産取扱主任者と同じである。(これで儲けているのだろう)

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必要度

上記のようにほとんど使えないというのが正直な感想だ。たとえこれが行政書士試験のように国家資格に格上げされたとて、なんせパイが少なすぎる。前に俺が取得した競売不動産取扱主任者と併用して初めて役に立つレベルだ。

競売より任意売却の方がパイが少ないが、昨今この任意売却という制度を有効活用して不良債務者が家を失わず、かつ借金を別の形で返済する、というアクロバティックなやり方がはやりつつある。これは別の記事に書くが、言い方は最悪だがハイエナ商売であることは否めない。神経はある程度図太い必要がある。

 

勉強時間

俺の基準でも20時間程度だった。はっきり言って簡単だ。競売不動産取扱主任者の半分以下の労力で取得できた。こういっては申し訳ないが、落ちた人は勉強していない。ドマイナーなこの資格公式テキスト、問題集以外ほとんど勉強するすべがないので、これを丸暗記すればよいだけである。テキストも薄っぺらい。余裕である。

 

内容

競売不動産取扱主任者を想像していてどういう法令が試験に出るのだろうか? と手ぐすねを引いていたのだが、正直内容は驚くほどなかった。
法令問題は、民法、借借法、破産法などを申し訳程度。弁護士法や破産法は正直多少勉強になった。が、そのほかは表面をさらっとなぞる程度。宅建以下の薄さだ。
基本、任意売却の手順など、具体的すぎる実務事例を覚える。これが驚きなのだが、実際の法人名などが普通に問題として出てくる。
お客様に対してどう説明すべきか? などという問題も出てくるほど、なんか入社試験を受けている気分になる。

 

テキストについて

受験を申し込むと必ず公式テキストと問題集を買わされる。

控えめに言って糞である。

わかりにくい事この上ない。仕方ないので「すぐに役立つ任意売却と債務整理のしくみと手続き」という本を購入した。こちらを先に読んでからテキスト読むとある程度理解が進んだ。

前半は任意売却の説明、実際のお客さんとの会話のシミュレーションなど、およそ試験問題に絡むとは思えないレベルの知識がずらずらと並んでいる(が、これが試験問題に出題される)。後半は法令の知識をうっすら勉強できる。
このテキストの本領発揮は最後に付属でついてる問題。

もしこのテキストを作成した人間が私の部下なら、首にするか、閑職に飛ばしているところだ。というレベルに酷い出来である。

4択1の問題が10問ほど、問題文のすぐ下に答え。それは別に良いが、答えは「4」そのあと解説は続かない。何が書いてあるかと言えばなんと肢の文がそのまま記載されているのだ。

何故こんなことが出来たのか1時間ぐらい事情を聴きたい。

問題集はいささかましである。おそらく別の人間がテキストと問題集を作っているのだろう。そうであってくれ。
テキストとのリンクページなどは記載されておらず。一体どこからこの問題はやってきたのだ? という問題もちらほら出現する。すべて舐めるようにテキストを見直したがどこにもなかった、ということが結構あった。

しかし、わずかながら解説が記載されているので、何とかなった。
要はこのテキストと問題集を丸暗記しろ、ということなんだな! とこの試験の意図を理解したわけだ。

 

そのほか買ったもの

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価格:1,980円
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上記にも書いたが「すぐに役立つ任意売却と債務整理のしくみと手続き」を買った。一応競売不動産取扱主任者を取った後だったので実にスムーズに購読でき、非常に勉強になった。

公式テキストの10倍勉強になる上、わかりやすかった。しかしそれは俺の基礎知識込みの感想かもしれない。なので、あまりあてには出来ないのでできれば立ち読みしてから購入をお勧めする。

 

試験内容

問題文は択一40問、記述2問で、すべて手書き。マークシートでない試験は久しぶりで少し緊張した。択一は公式問題が解ければ、ほぼ解答できる内容だ。ほぼ100%正答した自信がある。
記述は2問、すべて手書き。この年度(2020年度)においては実際の接客において注意すべき点や、具体的な実務事例を出して、どう案内すべきか? などが問題としてだされた。

これも80%以上は正答できたと思う。

全て回答して約40分だった。1時間後に退出できたのはありがたかった。俺が退出した時、同時に退出したのは1人いた。

 

難易度

絶対合格性で総得点60%以上、足切りとして記述、択一50%というもの。

しかし、きちんとぬかりなく勉強すれば間違いなく合格できる。資格の難易度のサイトでは「B」になっているが、間違いなく「C」の中程度のレベルだと言える。

 

試験日、試験時間、場所

試験日がなんと2020年度は水曜日! 初めてだよ、土日でない資格試験の日程は。それでも大阪会場は100名近く会場に来ていた。会場は梅田駅ビルの会議室。
時間は13時から15時の2時間だ。
見直しも含めて1時間あれば余裕なので、1時間後に退出制度は実にありがたい。

 

雰囲気

空席が約5%ぐらいあっただろうか。なので合格率は実際もっと高いだろう。気持ちはわかる。あのテキストを見たら、あ(察し)てなもんだろう。
受験が始まったらまず、「この資格はやがて、うんぬんかんぬん」とありがたいお言葉を頂戴できる。そのほか明らかにPRやん、という紙もいただけるのでありがたく頂戴した。
この資格本当に最初から最後まで微妙な気持ちにさせてくれる。

 

今後どう生かすべきか?

正直わからない。
だが、まあ、ハイエナ商法をやるとするならなんらか役に立つ日が来るのかもしれない。一応、この後の講習も受講してみてそれをまた記事にしようと思う。
どういう風に役立つのかその時に考えようと思う。今のところ、 合格したところで何も成長していない気がする。


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