【ヘルニア】ご報告までにヘルニアの現状
再再発から今まで筋トレの日々でした。その効果と現状をありのままお話します。ただこれも個人の感想です! 決して自分にも当てはまるはずだ! と盲信しないでおいてください。すこしでも悪化したらすぐに止めて違う手段を講じてください。
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1.現状
結果から言うと非常に落ち着いています。
寛解に近い状態でしょう。でも今も座っていると右尻がグジグジと痛みに近い状態です。じゃあ、まだ全然治っていないのでは? と思われると思いますが、一時のものです。一日全く意識しない日も多くなってきました。
再再発のときは本当に人生に絶望するレベルでしたが、アチキの体に残っている髄液が少ないことを鑑みるに、自然治癒する可能性が高いことを念頭に入れることができました。なので絶望せず頑張ってよかったと考えています。
それでも忘れた頃にと言いますか、忘れるなよ、と言ってきているかのようにしびれなどの症状が顔を出すことはあります。それでもそれが痛みにまでは発展することはほとんど無く数分後には消えています。
まあ、一生治らないのがこのヘルニアという病気ですからね。
サニブラウンも同時に3箇所ヘルニアを患わったという地獄を体験したそうです。同病ゆえその想像を絶する苦しみを想像できてしまうので、その状態で世界陸上での活躍をしたのですから尊敬の念を抱かざるを得ません。
アチキは再再発から色々な手段を講じてきました。主に運動療法と言われるやつですが。
参考にしていただきたいとは思いますが、サニブラウンという筋肉の塊のような人ですらなる病気です。アチキのやった運動療法が本当に効果があったのか、ただ手術で髄液が減ったため寛解したのかは不明です。
「人による」という悲しく絶望的な言葉しか言うことはできません。これで治る! なんて言葉は絶対に信じないでください。変な民間療法で詐欺まがいな目に合うかもしれません。たしかにこのヘルニアという病気の特性を鑑みるにそういったものに救いを求める人の気持は痛いほどわかります。
それを試してみるのは良いのですが、絶対に心は一定の距離を置いて、不当に高額なセット料金で「これを全部やらないと治りません」なんて言ってくる人には、「もしそれでも治らなかったら全額返金を約束するために供託をお願いします」と言ってやりましょう。それを渋る業者は確実に詐欺です。すぐにその場を離れましょう。
詐欺の見分け方をここで一つ。
「一度離れる素振りを見せてください。それでも執拗に食い下がって来たらほとんど詐欺業者です」
不当な業者をこの病気を食い物にのさばらせるわけには行きません。同じように苦しむ人をできるだけ救うためにもぜひ一度冷静になって、どんな契約も一度持ち帰ってその場でサインしないでください。最悪サインしてしまってもクーリング・オフという制度もあります。早まらず冷静になれるように気をつけてください。
それにそんな高額で論拠の薄い治療法に頼らなくてもまだまだできることはあります。それをすべて試してからでも遅くはありません。周りからのプレッシャーもあるかもしれませんが、気持ちをしっかりと持って色々と試していきましょう。
2.やったこと
まだ完全に治ったわけではない。というのを前提にちょっと引き気味で眺めてください。それぐらいの距離感でこの記事を見ていただけたら嬉しいです。
まずは前回も紹介しました背筋から。
正直効果があったのか? と言われたら微妙です。背筋をしたあとにちょっと悪化する傾向があったぐらいです。
それでも良くなると信じて続けました。
結果現在は週イチやればいいほうです。ヘルニアうんぬんが無くとも背筋のトレーニング自体は人間としてぜひやるべきだから続けようとは思うけど、ヘルニア対策としては正直微妙でした。むしろバッド評価をあげたいくらいです。
今回新たに取り入れたもの第二弾 姿勢改善
これをやると本当に姿勢が良くなった。どうしても頭を前に突き出す癖があったけど、これのおかげで大分と改善された。気を抜いたらもとに戻るけど、それでもきちんとしたきれいな姿勢を長時間キープできるようになってきた。
ではこれがヘルニア対策として効果があったのか? という疑問だけど、多分あったのでは? と思う。なんでこんなに微妙な言い方なのかというのは次のことが関係してる。この姿勢改善を行ったと同時に平行に行ってしまったので正直どちらが原因かはわからない。
でも姿勢改善がてきめんに効果があったとはちょっと考えづらいかな? とは思っている。むしろ次の要素が大きかったんだと思う。
でも、この姿勢改善はヘルニアに対する効果が無くともぜひやってみるのはありだと思う。特に姿勢が良くないと指摘される人は特に、見た良さも含めて人とあったときの印象がかなり違う。
またそれは別の話になるのでこの辺にしておくけど、ぜひ一度やってみてください。
では次が最後ですが、ありきたりながらプールです。
でもこれは環境に拠るところが大きかったのかもしれません。
チャリで行ける範囲に市営の温水プールがあったので、それで継続して通いやすかった。それが一番の要因です。それでも週イチ通うのが正直しんどいです。
なぜかというと人が多いんです。
子供水泳教室、老人の水泳教室がほとんど常に開催されていて、個人で通うには正直ハードルが高すぎる。まともに泳げない日が結構あるので、大量のママチャリがプールに置いてあったときそのまま帰ったこともありました。
およげなくとも水中を歩くだけでも効果があるとは思いますが、それでも歩いている人たちは老人ばっかりで正直萎えます。メンタルのところばかり言い訳ばかりしていますが、ちゃんと準備して行かないと行けないので強い心がないと、継続するのが難しいのです。
そういった意味で上の2つのトレーニングは思いついたときにできますし、15分もあれば十分です。でもプールは一日のうち1時間時間を用意して、水着などを用意、終わったら洗い物、その上に萎える環境でトレーニングするのはしんどいわけです。
でも、多分ヘルニアには一番効果があったと思います。プールに週イチで通い始めてから一気に症状が減りました。プールに行くまでは寝起きがどうしてもしびれてましたが、今はほぼありません。
環境が整っている人は是非試してほしいと思います。
3.考察
アスリートとヘルニアというのはたまに聞きます。あの筋肉ムキムキの男たちがヘルニアにかかるのだから筋肉をつけることが予防の観点から果たして有効なのか? というのは今思ってはいます。
代表例でいうと、上でも書いたサニブラウン、NBAでもベン・シモンズなんかがかかっているそうですね。彼らの体幹筋肉は尋常ならざるレベルまで引き上げられているにも関わらず防げないのですから、我々のような凡人が少しストレッチ程度の運動で予防できるとは到底思えません。
それでもアチキのように一定効果が出てくる場合もあるのですから、決して諦めず色々と試してほしいと思います。
ただ、やるとなったら結構日々そのために時間を確保して、状況を確保して、意思を継続して、周りの了解を得る、という社会人には超絶ハードなミッションになります。生半には手出しできないように感じますが、まあ、あの痛みの日々に逆戻りすることを考えたら頑張る理由にはなると思います。
とにかく一度罹患してしまったら一生努力が求められる病気がこのヘルニアというものなのでしょう。少なくともアチキは求められています。まずは治すんだという強い心を継続する。これに尽きます。