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【総括】宅建、行政書士試験を終えて、スタディイングの評価

【総括】宅建、行政書士試験を終えて、スタディイングの評価

10月18日宅建試験

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11月8日行政書士試験

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終了しました。結果は上記リンクにて詳しく書いております。

 

今回の特徴として連続での受験、とその勉強に活用させていただいた予備校が「スタディイング」というネット特化の予備校でした。なので試験も終わったことなので今回の受験結果も含めての総括評価を行いたいと思います。

・結論から先に

・宅建の試験勉強について

・行政書士の試験勉強について

・司法書士の試験勉強について

・今後について

 

・結論から先に

もし来年「スタディイング」を自分のパートナーとして選ぼうとしている人についてですが、結論として「振り返る力が必要」です。

その意味とは、だらだら与えられた問題をこなすだけの勉強法では合格しないということです。両方の試験を受験して感じたのは、与えられる情報は合格ギリギリ圏内にたどり着く情報量だということです。すなわち「スタディイング」の情報量では下手すると落ちます。

その年の「スタディイング」と試験の相性の問題になってしまうからです。

今年、「宅建」は相性が良かったようです、しかし、「行政書士」は相性がよくありませんでした。与えられた情報だけでは厳しい結果でした。個別には個別で言及しますが、勉強法には工夫が必要ですし、必ず今年中に決めたいと考える人は補足の勉強が必要になります。



・宅建の試験勉強について

結果は上記のカードから見てください。

今回相性が良かったというだけあっての結果ですが、決して「スタディイング」だけでの合格はできなかったと言えます。では、その他の勉強は何をしたかというと下記の模試を購入しただけです。

一回ずつ取れるので使用しやすいです。

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じゃあ、ほかにテキストや問題集を使っていないと言えるわけです。

ほんなら「スタディイング」だけで受かったと言ってもいいのでは? と言えます。でも「スタディイング」だけだと俺は確実に落ちていた、と断言できます。

それは俺の頭が残念だということを差し引いても、中々厳しめの評価をくだします。

情報量としては、合格するのに十分だったと言えなくもない、でもそのレベルということを忘れないでいただきたい。すなわち「スタディイング」で提示された情報を余すことなく覚えられる人は合格できる。ということです。

じゃあ、問題となってくるのが、「それが可能なのか?」ということ、いや、「その状態になることが可能なのか?」ということが問題になってくる。

回りくどい言い方だけど、勉強して頭に入ってくるのか? 勉強しやすいのか? という問題になってくる。上記でも述べたように、この「スタディイング」だけでは合格しなかったと断言しているのは「一般常識」に当たる部分は他のブログなどを参照にしたし、「パパリン」さんにはお世話になりました(Twitterで調べてください、見る価値はあります)、勉強は工夫しました。その工夫というのが合格ノートを作成、暗記のコツや覚えるべきところをわかりやすくまとめました。また【宅建試験総括】で上げますのでまたご参考ください。

受験勉強慣れした俺だからこそ気づけた部分も多く、今年初めて宅建に挑む、資格勉強が初めてだ、という人にはお勧めしにくいかな? というのが俺の感想だ。勉強に一工夫、その他の教材で知識を獲得しようと貪欲な姿勢が必要になるかもしれない。

今更ながらかもしれないけど、宅建試験と「スタディイング」の相性は比較的良い方である。記述もなく、情報を詰め込めば深い理解などを求められることもないので詰め込めば合格できます。



・行政書士の試験勉強について

結果は上記のカードから見てください。

相性がよくありませんでした、というだけあって微妙な結果です。宅建と同じく下記の模試だけ購入しました。

最後の一回は模試です。

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正直この状況で「スタディイング」の評価を下すことは若干卑怯な感じもしなくはない。なぜなら、見たらわかるように宅建試験から3週間しかブランクがありません。ずっと宅建、行政書士の勉強を並列でやってきたとはいえ、宅建直前の1か月以上は宅建に集中してきたし、そのブランクが行政書士試験に深い影を落としたことは否めないところはありました。それでもそこまで「スタディイング」の評価に影響はしません。

完全に「スタディイング」から供給された情報を吸収できたという自信はありません。問題も全部正解するレベルに達することはできませんでしたし、正直抜けも多く、行政法はほとんど理解できていない、と評価されてもしょうがないレベルにしか解けませんでした。

それでも一応今のところ不合格確実という結果ではない、というレベルにたどり着けたのは、どちらかというと司法書士試験で培った知識による上乗せの結果だと思う。

商法に至っては全問正解だし、民法も変な問題以外は1問しか落とさなかった。

なのでフラット評価するなら正直微妙という感じです。一般常識、行政法のみで評価するなら、全ての情報を仕入れたとしても正直俺は不合格確実だったかもしれません。

では、どうするべきだったのか? という問いに対してはやはりもっと別の問題集と、テキストをもう一冊並行で勉強するべきだった、と感じています。

やはり「スタディイング」の最大の弱点! ウェブテキストの使いづらさ! ここを変えない限り俺はこの予備校を手放しでほめることはできません。

このことは最後に語りたいと思います。



・司法書士の試験勉強について

手前みそな感じですが、現在俺は司法書士試験に向けて全力で調整中です。予備校はLECを選びました。相変わらず根本講師一本で勝負したいと思います。

頑張ります!

すなわち「スタディイング」は選ばなかったと言えるわけです。正直考えるまでもなく、といった感じです。現在LECに関してもWEBに特化しようといろいろ試行錯誤している途中の様ですが、正直そちらを選ぶ気はありませんでした。下記の章で書くつもりですが、現在のところやはり紙での勉強の方が頭に入ってきます。問題集ぐらいです、使えるとしたら。

「合格六法」も買いました。

六法ではかなり見やすい部類です。

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記述の勉強もありますのでやはりWEBでは勉強しづらいと思っております。それに司法書士の問題は平気で民法で不動産登記法や供託法、民訴の知識などを並列で訊いてきます。それに対する勉強法を根本講師は授業中に提示してくれます。非常にありがたく拝聴しています。「登記法では無資力要件は問わないけど、何故か供託法では要件にしているんですよね」など目からうろこが落ちます。

あと、やはり情報量の多さが全く違うという感じです、実際のところ「スタディイング」の司法書士講座を受講していないのでこうして比較するのは卑怯に思えるかもしれませんが、たぶん、情報量は不足していると思います。もちろんLEC信者でもないので、全てLECで埋めるわけではなく、問題集は「スタンダード」を使います。

まとまってて使いやすいです。

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でもやはり圧倒的な物量数を誇ります。それを全てこなせるかと言えば、こなせません。何年もやってきたのでわかります。テキストの隅から隅まで覚えたら確実に合格ですが、そんなん不可能です(俺には)。でもそこを目指して少しでも合格に近づくために努力できるという環境こそ最大の武器だと判断しました。合格ギリギリを狙ったら司法書士試験では太刀打ちできないと思っています。なんせ相対合格性でライバルは東大卒業者もざらにいるような環境です。勝つためには最大限の努力以外ありません。なので、無理なぐらいの物量の方がちょうどいいわけです。



・今後について

全ては良くも悪くもシンプルイズベストな印象を受けた「スタディイング」。使い方と勉強の仕方を考えれば非常に使える武器にはなる。上記では述べなかったが、問題集は素晴らしい出来栄えだったと言える。常にWEBテキストとのリンクが紹介され、この問題を復習するにはどこを見ればいいか、などすぐにわかるし、横断問題集などは何度も繰り返すことで、間違えなかった問題を減らしていってくれる(減らさない問題も設定できる)。非常に優秀だと感じた。司法書士試験でもこの問題集だけでも使用させてくれたらまた購入を考えるかもしれない。まあ、今のところするつもりはないだろうけど。

知識系、特に暗記系の手続法主体の資格に対しては「スタディイング」は非常に優秀なツールになるだろう、それでもやはり振り返る力は必要とされると思う。与えられた環境だけでは少し厳しいかと。自分に合った合格法を見つけ出してください。

自分自身としては今後そういった資格試験を受験する機会があればまたお世話になると思います。

追記になりますが、さきほど振り返る力として挙げられた合格ノートですがいくら探しても見つかりません。どうやら廃棄してしまったみたいですね( ´∀` )安心して油断してしまったみたいです。なので、【宅建試験総括】は残念ながらやらないことにします。

もし万が一見つかったら行うかもしれません。

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