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【行政書士】登録授与式に行ってみたぞ

【行政書士】登録授与式に行ってみたぞ

行政書士になるという選択をしてから結構時間がかかった、約半年。授与式なんて形式的なものだろうと思っていたけど、授与式からようやく実際に行動できる状態になるのかもしれない。「物事はもっと慎重にゆっくりと進む」Byハサウェイ。とは言えゆっくりすぎでは? と思う今日この頃。行政手続きとか裁判手続きとかに関与したらもっと時間の経過がゆっくりな世界に身を投じることになりそう。クイックレスポンス命な民間に居た身からしたらギャップが結構しんどいかな?

・行政書士授与式とは?状態

・当日の内容

・実務講習とは

・今後の身の振り方

行政書士サイトはこちら

・行政書士授与式とは何ぞや?状態

行政書士登録が完了したのが11月15日、その日に登録完了通知と共に封筒が送られてきた。内容は職印登録のお知らせと、会員費の振り込み用紙、あと登録授与式のお知らせ、と1万五千円ほどの振り込み用紙、行政書士会のログインアカウント作成用紙。

またお金払うのか・・・とゲンナリしました。

その登録授与式の日程を見ると12月6日。また一月ほどかかるというわけです。もちろんそこまで待つ必要はない。登録できた時点からどんどん営業してもいいわけです。でも、あちきはちょっと待った。

まあ、まだ全然準備ができていなかったというのもあるけど。行政書士の実務講習というのに興味があったし、実際に実務講習を受けていないと不安だった。一応ネットで民間の実務講習が受けられるというHPがあったがあちきとしては非常に高額だった(1講座1万円以上する)。

なので他の資格の勉強をしながらゆっくりと待つことに。正直、これは英断だったと思う。

登録授与式のお知らせには日時とそれに参加するための費用ぐらいしか書いていなかった。



・当日の内容

行政書士会に到着。13:30からだった。終わったらのんびりと買い物でもしてから家に帰るかな?とか考えれる時間。

んで、大きな会議室に行くと自分の席のテーブルには資料がドン!と山積みされていた。

この時点で少し嫌な予感が走っていた。

その日は全員で約10人ほど参加予定だったみたい。思ったより多い。完全にあちき都合での登録で、合格してするに申請したわけでもなく、結構だらだらと時間が経過してからの登録だった。その同時期にこれだけの登録者がいたとは驚きだった。

山積みの資料の上に本日のスケジュールがあって、そこには終了16:30。

ぇ━(*´・д・)━!!!何でそんなに長いの?

とびっくりした。賞状渡してありがたいお話聞いて終わりじゃないの?

内容は

1.開会のことば及び役員紹介

2.会長挨拶

3.登録証授与

4.行政書士法概要及び組織説明

5.行政書士業務・倫理について

6.政治連盟

7.懇談

8.後見サポートの紹介

といった感じ。休憩は挟むけど結構なハードスケジュールだった。

一つ一つ紹介していくと結構な量になるからざっくりと総括すると「非常に役にたった」と思った。登録してから今まで正直五里霧中な感覚があった。行政書士になった、でもどうすれば良いのやら?

でもそこを具体的に考えるのが業務をする。ビジネスをするということかな?とか考えていた。でも実務書買い揃えて頑張って読んでいたら半年はかかるし、それまでのんびり待ってから重い腰をあげるの? とか考えてた。

でも、この授与式に出て、実際に行政書士として実務を行う上の基礎とヒントがふんだんに盛り込まれていることに気づいたし、どうやっていったら良いかを具体的に道筋を立てることができた。

一番良かった点は「職務上請求」に関してどうやってすれば良いかがわかったこと。これは実務に携わった人しかわからないけど、行政書士含め士業の特権なのであまりおおっぴらにいうことではないかもしれない。まあ、ググればわかるけど。

そんな授与式の途中で司会が「名刺を持ってきているとは思いますが、後の懇談会で是非名刺交換を」って、ぇ━(*´・д・)━!!!ですよ再び。

そんなことそんなん案内に書いてへんし!

大体やることもなんも決まってないのに名刺交換、というか名刺なんか作っても費用の無駄やんか。

名刺なしで少し気まずい思いをしたよ。

久しぶりに営業モードに気持ちを入れ替えたので少し疲れた。そんこんながあったので授与式から帰る頃には心も体もボロボロになって家に帰ることになって買い物なんてとてもできる状態じゃなかったよ。

・実務講習とは

んで、授与式の時に職印登録から行政書士会のHPマイページ作成などを行なってもらって、ようやく実務講習の申し込みをできるようになるわけです。

別に授与式以前に登録してからすぐに書類を送って受けることもできたけど、あちきはのんびりと構えていた。

色々と調べてわかったのだけど、行政書士会の講座は結構あって、実際に講習に参加するか、それをDVD又はVODで視聴できるということがわかった。

DVDはツタヤみたいにレンタルできるのではなく、行政書士会まで足を運んで見ないといけなかったけど、VODだったら家でも見れるし1年間いつでも見れる。もちろんこのネット社会、VODにするよね。

基本的な実務に関する講座はそろっていて今後受講する予定。またその感想なども書いていきたいところ。実務でやる分だけ受講するつもりだけど。

具体的には

・遺産相続に関する講義

・宅建申請に関する講義

・飲食店に関する講義

・建築業法に関する講義

など行政書士業務に関してベーシックな業務に関しては一通り揃っている。

んで、この実務講習だけど、なんとお値段が千円~三千円程度というリーズナブル価格。上記でも書いてた民間の実務講座を受けなくて良かったと心底思った。もちろん民間の実務講座とこの行政書士会の実務講座と受講して比較検討したわけではないけど、今のところ早まった真似しなくて良かったとは感じている。

民間講座では民間講座でしか語られない役に立つ内容もあるのかもしれないけど、経費の嵩む昨今としては安いに越したことはないし、本で読むより動画で見た方がスムーズに大量の情報を獲得できるのでありがたい。



・今後の身の振り方

あちきの行政書士人生は始まったばっかりで今後どうなっていくかはちょっとわからない。実は遺産相続関係は業務に含むつもりはなかったけど、たまたま親戚に不幸があってそこでちょっと親戚に説明するために色々勉強したので、遺産相続関係の仕事をすることにしたりと結構アバウトに決めてる。

特別な専業があるわけではないから稼ぎづらいと思われている行政書士だけど、業際問題さえうまくかわしさえすれば結構色々とやれることが多くて稼ぎやすいかも、と今は思っている。

基本的には司法書士があちきにとっては目指すところで、ビジネスもそれ中心に考えている。なので、行政書士業務はどこまでも副業的な観点で見続けると思う。それでも色々と業務ができるので、楽しそうでかつ割の良い業務を見つけて効率よく立ち回れるように業務をやっていきたいと考えている。

なにより早く一人前に稼いで、今お金が心配で買えていないガジェット類を一気に根こそぎ買って早くレビューしたいし、他の資格も取ってみたい。そう思いながら勉強しつつ、業務にも精進したいと思っております。

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