モトブログの最適解【SONY AS300】ウェアラブルカメラのレビュー
ソニー ウエアラブルカメラ アクションカム 空間光学ブレ補正搭載モデル(HDR-AS300)
ソニー デジタルHDビデオカメラレコーダー HDR-AS300 ボディ 《納期約1-2週間》 価格:36,307円 |
俺はこれほど素晴らしいウェアラブルカメラを知らない。ただ発売はなんと3年前以上。今更感がエグイブログとなった。でも、それでもこれをやらざるをえない、というか、最近買ったのでレビューしたい。それでもと思わせるほど、魅力が凝縮されており、メリット、デメリットを詳しくお伝えしたい。
- AS300に行き着いた理由(GOProとの比較)
- AS300の良いところ
- モトブログについて
- 注意点
- 改善すべきところ
- 今後の予定
AS300に行き着いた理由(GOProとの比較)
アクションカム? ウェアラブルカメラ? 言い方はいろいろかもしれないけど、まあ、Goproですよ。そういったら通じるほど、昨今この業界はGopro一択のような状況。
俺もGoproを買ったのだが、何故欲しくなったかと言えば、車載動画、というかオートバイ乗りながら動画を撮影したい! そう思った。
北海道で1週間バイク生活をすることになったから、ということもあるが、元からそういったモトブログをYouTubeに上げたかった。
今はやりの360度カメラを推す人もいるだろうけど、専門のアプリでの編集を必要とするなどデメリットも多く、出オチ感が否めない。せっかく、シンプルイズベストの見本みたいなカメラなのだから、なるべくシンプルに動画撮影をすべき。
そういった意味で撮って出しで動画を使用できないと、その分ストレスが増すことになる。というのは俺だけだろうか? はじめ面白がって360度カメラを使っていてもいずれ使わなくなっている自分が見えたので、俺は遠慮しておく。
なので、俺が最初に選んだのもGoproHero7Whiteだった。Blackにしなかったのは予算の関係上。
いろいろと準備に戸惑っていたということもあるけど、結局Goproを手に入れたのは北海道に行く直前だった。なので、いろいろと試してから本番で使用する、みたいなことが出来ずぶっつけ本番で北海道までもっていった。
実際の性能テストをしていたら、速攻で売っていたと思う。それぐらい、いろいろと不都合があった。
- ゴリゴリに消えるバッテリー
- 外部マイクには専用の付属品が必要
- 風圧をもろに受ける形状
というモトブログを行うのにはデメリットがてんこ盛りだった。特に外部マイクに関しては救いようがなかったと言っても良い。
風を受けたらほとんど何も聴こえなくなった。外部マイク入力に別の機器を取り付けたら良いのだけれど、発売してからある程度経っていたからか、何故か市場から外部マイク入力キットが無くなっており、高値で取引されている状況だった。
それにタダでさえ風圧を受けやすい外観なのに外部マイクキットを付けると1.25倍ぐらいの大きさになりさらに風圧を受ける。
おかげで北海道の動画は全てお蔵入りになった。とても聴けたものではない代物になってしまった。
あと、バッテリーも問題。マウントすると給電しながらの録画ができないためバッテリーを常に気にしながら録画することになる。そうなれば自然のシカやキツネたちが待ってくれるはずもなく、そういった録画チャンスを大いに逃すこととなった。
あと、付けたり消したりしていると、どうしても本体を触ることになり、マウントに負荷をかけてしまう、一度マウントが外れ本体が落ちてしまい、交通事故になりかけた。
こういった経験から、北海道から帰ってきたら速攻でヤフオクに提出することと相成った。
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AS300の良いところ
簡単に言えば以上書いたGoproの悪いところを全て解消できているのが【SONY アクションカムAS300】である。
- 外部化マイクは差し込むだけ
- バッテリーは給電しながらの撮影
- 縦型なので風圧は受けにくい
完ぺきじゃないか! と思った空間手振れ補正機能もあるので、3年前は確実に時代の最先端を行っていた。
3年前は・・・
である。
色目、手振れ補正は完全にGoproHero8は完全にAS300を上回ってきた、となると期待するのはAS400ではないだろうか?
だから俺は数か月待ったのである。でも、いくら調べてもその可能性すら出てこない。
そして出てくるのは絶望的な予測ばかり。もうあきらめました。
現在としては型落ち感のある【AS300】だが、全然問題なく使用できる。4K動画は別機種でないと撮影できないが、残念ながら4Kの予定は編集を含めて当面ない。PCスペックも追いついていないし、モニタもないからね。
動画の鮮明度や、手振れ補正、夜間撮影なんかは完全にGoproが上回っているが、それでも普通に遜色ない動画が撮影できる。
モトブログについて
一応バイクのサドルのところにマウントバーを設置しているのだが、そこにカメラを設置できる。それで撮影もできるのだが、【AS300】が広角すぎて風防が画面の4分の1ほど占めてしまうのでちょっと動画としてはお見苦しい結果になる。
やはり基本はヘルメットマウント。ということになると、実はGoproの方が良いのかも? という話になってしまう。あの四角の形状がヘルメットの前面にマウントするのに向いている。【AS300】だとどうしてもヘルメット側面にマウントするのが最適解になるが、広すぎる広角が邪魔をすることになる。どうしてもヘルメットのバイザーなどがちらちらと映りこむことになる。
だけど、俺の場合になってしまうが、ジェットヘルメットなので前面マウントができない。なので、ちょっとバイザーが映り込むのは我慢するしかない。あと、ヘルメットマウントの注意点としてマウントの隙間がある。これによって耐久度がどれほど下がるかはわからない。今のところ外れていないのでわからないが、きっちりとマウントできていないという恐怖心は常にある。汎用性の低さがあだとなっている部分だ。
そのデメリットを補うだけのメリットがこの【AS300】にはある。
注意点
給電しながらと、外部マイクの接続をしながら動画撮影を行う場合、雨は禁物になる。なぜなら防水キットの仕様が完全に本体を包み込む形状になっており、一切外部からの接触が出来なくなる。
なので、俺ははっきり言ってこの防水キットは使わないつもりだ。しかし、この防水キットから推測できるのだけど、ここまで完ぺきに包み込まないといけないほど水に対して神経質になっているところを見るに、相当水に弱いのかもしれない。
Goproは結構ぬれても通常の雨ぐらいだったら全然平気だった。しかし、【AS300】のこの念の入れようは雨への恐怖心が見て取れる。検証する気は1㎜もないけど、濡れないように気を付けないといけないかもしれない。
後、これもGoproとの比較になってしまうのだけど、レンズに対してもより繊細に扱うことを求められることになる。
Goproはレンズの前にすでに強化ガラスがつけられており、基本気にしなくて良い仕様になっているけど、【AS300】は専用の保護レンズが別売りで販売されている。これを買えということなのだろう。そこまで高いものではないけど、リモコン付きと、いろいろ付属品をあわせるとなかなかの値段になる。
改善すべきところについて
改善すべきところがないわけではなく、上記の注意点のところがそれなりに改善されたら良いなとは思う。後継機がでないのなら改善は望めないのかもしれないが、それでももしかしたらSONYの誰かさんが俺のブログを見て改善してくれたら、と期待して書いておく。
ヘルメットマウントに対する思いは動画の方にぶちまけているので、そちらを参考にしてほしいのだが、基本汎用性の薄さが気になる。
ヘルメットマウントの性能自体は問題ないと思うけど、一種類のマウントしかないので、機能をてんこ盛りにしている。ありがたいが、正直やりすぎな面も感じた。
リンクはいずれ
今後の予定
この【AS300】を使って全国を旅していこうとは考えているが、如何せん忙しい上、お金がない。半年ぐらい身動きがとれなさそう。
できれば北海道に1週間ぐらい旅に出たいのだが、今年はできないだろう。
北海道以外の旅はスキを見てやっていこうと思う。モトブログの最適解として当面【AS300 】はその時に大活躍してくれることだろう。