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【新車VS中古車】利便性という悪魔

【新車VS中古車】利便性という悪魔

今の車を買い換えることをずっと考えていたわけではありません。でも急に購入する機会が訪れてしまったため真剣に検討しだしました。そうなると以外に根が深い問題でした。でもそうやって煩悶としている状態がある意味楽しかったりするわけです。でも買ったら買ったで、本当にこれで良かったのか? と煩悶することでしょう。だって、どのみちそこまで必要ない、贅沢の部類の出来事ですもの。

・新車を買うということ

処女信仰に近いものがあるのかもしれません。誰も触っていないシートやハンドルに気持ちよさを感じてしまうのは人として当たり前かもしれません。似た感覚に新築物件があります。そりゃ、誰かが散々住んだあとの物件を何千万円とかけて買うと考えると急に馬鹿らしく感じてしまう気持ちはわかります。

でも新築物件の価値として、最初に鍵を入れて回した時点で2~300万円吹き飛ぶと言われています。これは新車に対しても同じでしょう。新築物件の約10分の1程度なので新車も鍵を使って入った時点で2~30万円吹き飛ぶでしょう。これが新しいという価値です。

中古の物件と中古車で値上がりする、言い換えたらリセールバリューが良いものなんて稀有です。その道のプロたちでないとちょっと手に入れるのは難しい代物です。なので上記の基準で、それでも新品にこそしかない価値を求める人は新車を買うといいと思います。なぜならその品質の良さがあります。なかなかに故障しにくいでしょう。まあ、メーカーによりますが・・・。

ちなみにアチキのバイクであるPCXちゃんは新車です。バイクだからと言うのもあるかもしれませんが、バイクは新車を買うようにしています。理由は簡単。経験則です。

今まで何度か中古車に手を出して短命に終わり、結局は損をしたからです。現在のPCXに乗って5年ですが、なんの問題もありません。むしろ絶好調です。

やはり新車は壊れにくいです。

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・中古車を買うということ

んで、中古車である現在の愛車、FITくんですが、ちょこちょこ壊れます。まずはドラミラー(2万円)、リアのドアの閉じるところ(自分で直す)、走ると謎の高周波が聞こえる(一時的)という具合に致命的な支障はきたしていませんがちょこちょこ不具合が現れます。

こういうところを我慢できるか? そして物によっては致命的な故障もありえます。こればっかりはガチャです。一定以上の品質が保証されている新車とは違い中古車はやっぱり保証の面でも低いです。

そういうときに使えるのが認定中古車というやつです。これは専門の中古車屋が一定以上の品質を保証してくれるもの。それでも中古車です。たぶんちょこちょこと不具合が出るでしょう。ガチャ的な要素はどうしてもあるので、アチキはできるだけ保証は長めに取ることにしています。

でも安い! やはり半額以下で購入できる点は新車と違い購入しやすい。アチキのような個人事業主はローンも組めないので基本現金になる。となると300万円以上の現金を用意するのは基本的には非常に困難な作業になるだろう。できれば手元にお金を残したいというのが事業を行ってる人間の基本的な欲求だからね。来月に仕事があるかどうかはわからないのが個人事業主。

そういう意味でもやはり中古車かなあ、とは考えられるわけです。

新車というステータスバリューに憧れはしますが、残念ながらそういう虚栄心の先にはだいたい破滅が待っているのです。



・VS

んで、ホンダ党であるアチキが今回白羽の矢を立てたのが、VEZELくんでした。

じつははじめは別の車種にしようとしていたのですが、友人が「これカッコいいで」と言われて画像を見て一目惚れしてしまいました。本当は利便性を考慮して別車種を考えていたわけですが、一目惚れしてしまったのなら仕方ない。

でも迷いました。理由は「高い!」です。買えなくはない、が貯金がそこを尽きてしまうレベル。貯金が尽きる=個人事業主にとって”死”を意味します。やはり慎重になるでしょう。

慎重になりつつも今回は検討に入れることにしました。

んで、もう一つの選択肢として出てきたのはファミリーカーでした。トヨタですがルーミーを考えていました。小型で荷物を持っていてもスライドドアが自動で開いてくれるシステムがついてるもの。利便性を重視して社内も広く今後の生活を考えたら家族も使いやすく、それなりに安いのでちょっと背伸びしたら新車も買えるレベル。

VEZELの中古車とルーミーの新車が同じレベルのお値段。

今後のことを考えたらルーミーのほうが利便性は段違いに良い。でも走りに関しては全然だめだし、VEZELは利便性はそこそこだけど、中古車で不安は残る。家族が使用するとなると圧倒的にルーミーが良いのだろう。

でも、、、アチキはホンダ党、、、中古車で買い替えながら進むか? 新車で長期間維持するか? 悩みました。

・結局はどうした?

VEZELくんになりました。決定打としては、ルーミーのネットの評判がグダグダだったからです。実はルーミーはレンタカーで一度乗ったことがあるのですが、そこまで悪い車種には思えなかったのですが、なぜかネットでは叩かれまくっていました。それを鵜呑みにするわけではありませんが、ネットでは褒められまくっているVEZELの方に気持ちが傾いてしまったわけです。

そして中古車屋に行きました。このときのことは別のブログにアップします。

理想通りとは行きませんでしたが、そこそこの車を発見。年式が古いけど、走行距離が少ないものか(28年式2万キロ)、新しいけどちょっと走行距離が行っているもの(29年式4万キロ)で再び悩むことに。

でもやはり年式が新しいほうがリセールバリューの面からも良いだろうということで、年式が新しい方にしました。そこまで走行距離の差はなかったからね。

あと、FITだとルーミーと買い換えてもさして変化を感じられなかったかも、と思ったところもあります。確かに色々と利便性は上がりそうだったし、新車というバリューを全力で体感できたかもしれませんでした。

それでもVEZELにしたのは走行体験の差を経験したかったのです。コンパクトとは言え紛いなりにもSUV。その走行性能を実感として体感したかったのです。あと、シート含めホンダセンシングなどの付属物に非常に魅力を感じてしまいました。

これには抗えなかったですね。

・今後の予定

決めた要因はいくつもあります。その中で特に思ったのは、新車でグレードダウンの車乗るなら中古車でグレード高いクルマに乗ったほうが満足度が高いのではないか? ということです。

新車バリューとしてはオプションの選択、新品の心地よさ、品質の安心感、新しい車種であるという自慢でしょう。これが欲しいかどうかです。

基本的には新車と中古車では半額ぐらい差があります。この法則をグレードの高い車に当てはめるとその金額差がエグいことになるというのは理解できるでしょう。

ではなぜグレードの高い新車をあれほど乗っている人が多いのか? というのは思うところかもしれません。まあ、理由は簡単です。見栄と税金対策です。

国に持っていかれるならね、自分でその新車バリューを体感したいわけですわ。アチキもそういう身分に早くなってその体験を早く楽しみたいと考えております。

すべての新車ユーザーがそうとは限りませんが、新車バリューのためだけに何百万円と出せる人がそうそうゴロゴロとはいないと思うわけです。

それに中古市場を見ていただけたらわかるのですが、結構走行距離が全然言っていない新車が多数出ています。3年ほどで走行距離1万2千なんて車が結構あります。その人達からしたら新車バリューを感じられなくなったら手放してもさほど痛くないですからね。

まあ、新車好きの見栄っ張りの人もいるとは思いますが、そういう人は結構新車から長く乗り続けたりします。それこそ品質が良いので長いこと乗っていても不満なんかでませんしね。

ということでアチキはそのうち新車を買える人間になることを目標に中古車のグレードをアップさせるという方法を取りました。おそらく数年後買い換えると思いますが、そのときもおそらくまだ中古車でしょう。新車に買い換えられる身分になるために精進するつもりです。

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