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【ミラー型ドラレコ】中国に完全に追い抜かれた日本を象徴する商品

【ミラー型ドラレコ】中国に完全に追い抜かれた日本を象徴する商品

正直この題名をつけるのには抵抗はあった。でも厳然とした事実を直視しないと成長もないわけで、あえて厳しい意見を言う必要があるときは絶対にある。日本のメーカーを信じてはいるし、努力しているとは思う。でもちょっとネットの小話を見ていると「誰も見たことのない新製品を提案しろ!」と上司が命令して部下が「これではどうでしょう?」と提案したら「前例がない!失敗したら誰が責任を取るんだ!」と叱ったという、とある大企業のお話を見て、正直嘘かホントかわからないけど、「ありそうだな」と思った時点で日本は相当危ない気がする。

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・ミラー型ドラレコを購入して

前方後方両方撮影できるというのは今のドラレコとしてはマストだろう。日々わけのわかんない運転をするヤツやあおり運転をするやばい奴らは後ろからももちろんやってくる。

視界に入るとやっぱり邪魔だし、カメラだから全面だとどこか必ず視界の中に設置せざるを得ないところはある。なので昨今はルームミラーの裏側に設置するドラレコも多い。ということは、どうせならルームミラーと一体化したドラレコなら一石二鳥だと思う人はアチキだけではないと思う。

今の技術ならミラーに映像を写すことぐらいお茶の子さいさいではなかろうか? とはおもうのだけどねえ。日本のメーカーさん。なんであなた達の作ったドラレコはこんなにも高いのですか?

ケンウッドのドラレコ

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そしてレビューを見ても今ひとつな感想が多いし、アチキの買った中国製のミラー型ドラレコは半額以下で全然問題無しの性能なのですが・・・どうなっているのでしょうか?

中国製のミラー型ドラレコ(楽天とAmazonで類似した商品を並べました)

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最初はオートバックスで品定めしていたら、もうミラー型ドラレコを買うのを諦めようかとも思ったよ。それほど高く、微妙にニーズにマッチしていないし、その割に性能もいまいち。

それに比べて中国製のドラレコは製品も豊富、自分のニーズにマッチする様々な商品ラインナップがある。そこそこお金を出せばオールタイムで録画できるやつすらある。これで車上荒らしとかいたずらとかにも対応できるようなヤツも買えてしまう。

そりゃ、アフターフォローが微妙とはいえ中国製のドラレコをチョイスするのは仕方ないと思う。それに最近は結構アフターフォローもできるようになってきているらしい。すごいね、本当に。

・使用した感じは?

んで、買いました。もちろんネットで買ったので、設置は自分でやらないといけないわけです。んで、You Tubeとか参考にして頑張って自分で・・・・ってやらねーよ!

写真は実際の画面、きれいでなんの問題も無い。多少実際の鏡の映像が映るのは仕方ないとは思う。

内装剥がしなんてやったことないし、やりたいとも思わない。もしそれでなんか割れたりしたら高く付くに決まっている。

ということはプロにお願いします。

ということでアチキはカーコンビニ倶楽部さんにお願いしました。お値段は1万5千円で約2時間ほどかかったようです。

きちんときれいに仕上げてくれました。ちょっと後で修正したけど・・・。

んで、使用した感じはまさにグレート。なんの問題もありません。きれいにリアもフロントも画像が取れるし、夜もきれいにくっきり見える。と言ってももちろん昼と同じように見えるとまではいえないけど、ハレーションも最低限に抑えられているし、なにより今の所故障もない。夏はリアカメラの粘着テープが熱で取れてしまうぐらいだろうか(これは後に修正した)。

あえて難癖つけるとしたら、カメラモードだけでなく、普通にルームミラーでの仕様も可能なのだが、それはちょっと使えないとは思った。

まず、ワンタッチでルームミラーモードに移行できない。設定ボタンから色々と弄って行かないと行けないし、ミラーモードはかなり暗く写ってしまうので、正直夜にはほとんど見えなくなる。まあ、使えない。使わないけどね。

それ以外は非常に満足。買ってよかったと感じました。

・ルンバを作れなかった日本

「ルンバをなぜ作れなかった?」というインタビューに「リスクを考えたらとても作れなかった」という日本企業の回答があった。

正直この回答に日本のメーカーは一度滅んだほうがいいな、とすら思った。松下幸之助やできたばかりのソニーが同じことを思って試作品を作っていたのだろうか? 大企業病に侵され自分自身の保身で精一杯になり、結局真綿で自分の首を絞める事だけに全力を尽くしているような状態になっている日本のメーカー。

液晶で負けて、半導体で負けて、掃除機で負けて、それでも今も何一つ挑戦しようともしないし、下らない後追い作品ばっかり発表しているこの現状で正直なんの希望も見いだせないと思うのはアチキだけでは無いはず。

もうすでにドラレコでは完全に負けているという状態で有ることをきちんと認識したほうがいいと思う。そして一度負けたら二度と勝てないということも。

今回ミラー型ドラレコはドラレコをつけているという感覚がない上に、室内の環境に左右されずに後方の確認ができるというスグレモノ。正直今後のドラレコ界はこのシステムで席巻されていくと思う。そのうち新車のうちから装備されだすとアチキは睨んでいる。

その時日本の車メーカーが国産のドラレコを装備するようなことになったら正直自動車でも今後日本は負けだすと思う。そうなったらG7とかに日本の名前はなくなっていくだろうね。

そんな未来にならないことを切に願う今日このごろです。

と言いつつアチキも小市民なのでこうやってブログに愚痴を書くことぐらしかできないし、よしんばそんなメーカーに勤めたらやっぱりリスクが取れなくなっていくだろういうことは目に見えているのですがね。

・今後に期待するしか無い

これだけあらゆる分野で負けだしている日本だが、まだ勝てている部分があるからまだのほほんとしている状態だと思っている。

でも、本当にそれは薄氷の上の功績であって先人たちのリスクを恐れずに行動した結果の上での功績であるということを、今一度日本のメーカーに思い出してほしいと考えております。なので厳しい言葉もかけるし、今もiPhoneを使ってAnker製品をチェックしています。

昔は周りにパナソニックとソニー、東芝の製品は一つぐらいはあったけど、今となっては探さないと見つからないレベル。本当に頑張って欲しいものです。

という、なんと言うかガジェットレビューと言うより日本のメーカーに一言物申すブログになってしまったのは申し訳ないところです。でも製品自体非常にクオリティが高く、今の所文句のつけようがない。もちろん使用してから半年たっているかいないか、というところなので今後不具合が多発するかもしれないので、絶賛していますがまだ様子見です。

そこいらへんの信頼度はまだまだ日本のメーカーに旗が上がります。でもそこいらへんも最近は中国メーカーでも素晴らしい対応をするようになった言うレビューもちらほら散見されるようになってきています。

本当に今後に期待したい、というか期待するしか無い、日本人小市民のアチキでありました。

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